パパ日記

やった

暑さがやや落ち着きました
錦織君は、ワシントンD、Cで行われている大会で、身長198センチのビックサーバー チリッチ(昨年の全米で負けた)に準決勝で勝ち、身長208センチのビックサーバー イズナー(今年のマイアミで負けた)に決勝で勝ちました。
まあ、優勝セレモニーでもアメリカ人の服装はラフで自由気ままですね。

 

 

 

今朝のコーヒー
グァテマラ サンタカタリーナ
もう10年以上の付き合いですので、最近は山の標高やエリアごとにロットを区分してもらっています。収穫量の大部分を購入していますのでこのようなわがままが可能となります。
ブルゴーニュワインでいうビラージュ、プルミエ(一級)、グランクリュ(特級)のような区分が可能かの実験を何年も継続して行っています。
このようなトライアルを同一農園で何年も継続して検証している事例は、世界的に見て余り事例はないと思います。
現在販売中のものはグランレゼルバで特級品という区分です。

 

 

中米で深い焙煎に耐えられ香味を維持しえる豆は極端に少ないですので、サンタカタリーナはコスタリカやパナマの特殊な豆同様貴重といえます。

 

 

高地産のかさ密度がしっかりしている豆は硬く、実が締り高地産に多く見られ、一般的には深い焙煎でも酸やコクなどの香味はぶれない傾向があります。
ケニアなどはかさ密度が高い傾向にあります。
反面、焙煎豆のしわが伸びにくく、豆が膨らみにくくミディアムローストには向かないともいえるでしょう。浅い焙煎では酸が強く出過ぎて、香味のバランスが取れないでしょう。
私がこの仕事を始めた25年前にはグァテマラやコロンビアの生豆も色がグリーンで豆が固く自家焙煎店は焙煎に苦労していました。
開業時の焙煎機を改良した理由の一つでもあります。
当時は、うまくしわが伸びない為に苦肉の策としてダブル焙煎などが行われたのではないかと推測します。また、生豆を寝かせ焙煎しやすくしたのではないかとも推測します。
今はそのようなことをしなければならないほどの固い豆はかなり減少し限られてます。
原因はわかりませんが温暖化などが影響しているのかもしれません。