パパ日記

機能性表示食品-2

JA浜松の「三ヶ日みかん」は色素成分のベータクリプトキサンチンという物質が骨の代謝の働きを助け、「1日3個を目安に汚名下がりください」と表示して販売されるようです。
温州みかんは糖度が高いほどこの成分が多く、光センサーで仕分けするようです。
(果物好きなのでこの新聞記事が引っかかりました。)

 

機能性を表示することでより幅広い消費者に食べてもらえるということになるのでしょう。
機能性表示食品制度は消費者の自主的な商品選択の機会を増やすといえます。
事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示した商品で、販売前に安全性や機能性の根拠を消費者庁長官に届けるというもので、トクホに比べ、申請ハードルは極端に低くなります。
事業者に丸投げという感じもしますが、大企業でなくとも、産学協同の研究は広がる可能性はあり、中小企業までが対応できる可能性は増すと推測されます。

 

 

しかし、この事業者の責任や届けられた食品の審査が厳密に可能なのか?については今少し事態の推移を見守るしかないでしょう。みかんなら特に大きな問題はないと思われますが、どんな食品が出てくるのかは未知とはいえます。
あやしいサプリメントなどと同じように消費者は混乱するかもしれません。

 

 

食品制度としての可能性があるのか?また課題については、今少し研究してみます