パパ日記

Lion

恵比寿のLionでクスクスとフォアグラのテリーヌを。

クスクスはフランス人が大好きな料理ですね。
20年以上前でしょうか?
初めてパリに行き、ビストロに入った時、客の大部分が食べていたのですが
何かわからず注文しませんでした。
その後パリからフィレンツェに向かう機内食でも出て、
フランス料理も変わったと痛感した覚えがあります。
日本では作る店は少なく、昔上原にあった「ベルディ」というフレンチレストランが
専門的に提供していました。
20130214_200803.jpg 4種の野菜
池袋西武の8階のLionでは、久しぶりにウズラを食べました。
ウズラを初めて食べたのは、今から40年近く前で西麻布の「シェ・フィガロ」でした。
ウズラにブラックライスなどの詰め物をした料理だったと記憶しています。
この当時はフレンチレストランというよりはビストロの時代で、フレンチ創生期でした。
食べ歩きを始めたのがこのころです。
イタリアンはまだアントニオとかごく一部でほとんどない時代でした。
初めて六本木通りのアントニオ(今は移転)で食べた時は、ハーブ系の味になじめなかった
記憶があります。しかし今では3食イタリアンでも大丈夫なような胃袋です。
時代は大きく変化し、洋食は発展しましたが、逆に言えばフレンチやイタリアンはたった30~40年の
歴史しかなく、食文化がきちんと浸透している訳ではありません。
古典的な料理、伝統的な料理といったものは日本では敬遠される傾向にありますね。