パパ日記

テースティング会・コロンビアの影と光-1

テースティング会お疲れ様でした。
全体的にRとDの区別はつきにくかったようです。
単純平均すると、83.20から84.10の間に入り、ほぼ同じようなスコアとなりました。
詳細は7月のテースティング会にて。
尚6月分カッピングフォームはお預かりしましたが、数字がわかりにくかったりしましたので、次回はカッピングフォームの使用の記入方法を再度説明します。

 

 

 

しつこいくらいコロンビアを扱うのは何故か?
開業以来20年間この地のコーヒーに苦労をしてきました。
本来あるべき香味とは異なるコーヒーの流通しかなかったと行っても過言ではないでしょう。
このようなことを理解できるコーヒー関係者がいたならば、戦友として共鳴できます。

 

 

 

私は思い込みが強く、コロンビアコーヒーのボディは何物にも代えられない多様性があると考えていたからです。コロンビアは、これまでの長い歴史の中で、内戦ともいえるような政情不安の中で十分優れたコーヒーが作られる状況にはありませんでした。
しかし、政情の安定に伴い2010年前後から南部を中心に良いコーヒーが生まれつつあります。
これらのコーヒーの誕生には、FNCの支援努力、エクスポータの産地開拓等様々な要因があると考えられますが、やっと少しコロンビアの全体像が見えてきたというのが率直な感想です。

 

 

現在の生産地は、30年前と比較すると大きく変わっています。