パパ日記

ぶどう-25 

活動日記2015.9.3「ぶどう-24最終の最終」の続きで、2016版おまけ。

 

 

 

なし、葡萄のシーズンが始まり各地からお送りいただきありがとうございます。
今年は甘さが際立つように感じます。

 

 

最もベーシックなブドウは、昭和に時代はデラウエアでしたが、1985年ごろの喫茶店の最盛期と同じころから生産量が半減し、巨峰やピオーネに代わっています。
アメリカ原産で日本には明治に入ってきています。
小粒で食べるのが面倒ですが、ブドウの基本の味として覚えてほしい味です。

 

最近はキングデラといって粒の大きなデラウエアがまれに東京でも見かけますが、これはレッドパールとマスカットとの交配種として日本で開発されています。
なかなかいいブドウですが生産量は少ない印象です。

 

食用栽培種の代表的なものであれば、東京で買うことができます。最近の主流は白ブドウはシャインマスカット、黒ブドウは巨峰、ピオーネ、長野パープル等様々で、これに赤系のブドウが混ざります。

 

 

特殊なものはブドウ農園から取り寄せれば、様々なものを食べることができます。
しかし、ワイン用やジュース用のブドウとなると、東京の市場には出回りませんので食べたことのある方は少ないと思います。八百屋の親父さんに市場に入荷していたらもってきてというか、東北から送ってもらうしかありません。多くの場合、手間のかかるジベレリン処置をしていませんので価格は安いのですが種ありで食べにくいという欠点があります。
但し、昭和の時代は多くは種ありでしたし、産地の人は皮ごと食べていました。

 
代表的なものは白はナイアガラ、黒はスチューベンなどです。
ナイアガラはニューヨーク生まれで、ラブルスカ種の1種です。
糖度が高く独特の味で、長野の井筒ワインの新酒などでは、このブドウの味がそのまま楽しめます。
ウエルチのジュースなど二も使用されています。
スチューベンもNY生まれで、寒冷地向きで東北を中心に栽培されていますが、ナイアガラより甘さがあります。