パパ日記

マンデリンとケニア

ンデリンとケニアは共に独特な風味のあるコーヒーとして認識されています。
共にミディアムローストでのpHは4.70~4.90程度で、標準的な5.00よりかなり低く、酸の際立つコーヒーです。
更に、中米やコロンビアのコーヒーの柑橘果実をベースとした酸とは異なり、より複雑な酸の構成を持ちますので、個人的には複雑系と位置付けています。

 

 

勿論脂質も、高品質の基準となりうる15%よりも高く、それなりのテクスチャーもあります。

 

 

 

一般的には、コロンビアを含む中米などのコーヒーとケニアもしくはマンデリンのブレンドは個性を補完する為、比較的簡単なブレンドとなります。
しかし、風味の異なるケニア+マンデリンのブレンドとなると、複雑系であるがゆえに難しくなります。
1.複雑系+複雑系=バラバラで風味が壊れる
2.複雑系+複雑系=あたらしい複雑さ

1.2どちらにもなる可能性がありますので、その配合バランスをうまくすると,2になる可能性があります。
ちょっとお試しいただければと思います。
ただ、まずくなるということはありませんのでご懸念なきよう願います。

マンデリンの焙煎度合いの異なる豆を販売しているときにこれを書けばよかったのですが悪しからずご了解ください。

 

 

これは、マンデリン+ブラジルのブレンドの場合も、共にかなり異質のコーヒーですので同じことがいえます。
かなり難しいブレンドになりますが、はまった時はなかなか感動ものです。