パパ日記

喫煙規制 昔は飛行機でタバコが吸えた

健康増進法の改正で、構成労働省の案は大幅に後退し、150平方m以下であれば喫煙を認めるようなりそうです。オリンピックを前に世界に恥をさらすのでしょうか?
東京都が早く条例を作ればよいのですが、小池さんは実行できるのでしょうか?

 

 

 

40年前のサラリーマン時代は、ロングピースを吸うヘビースモーカーでしたので、大口はたたけませんが、この仕事に入る前に禁煙しました。
個人的感想ですが、体内からにニコチンの影響がなくなるまで2年くらいかかったように記憶しています。

 

 

初めて海外に行ったときは、1985年頃で円が240円~260円(対ドル)で、NYに行くのに航空運賃が高かったのを今でも覚えています。
この時期はプラザ合意の頃で、その後円は急騰し、土地価格の高騰からバブル景気が生まれています。1987から1989年くらいはバブル絶頂期で、私が開業したのが1990年でバブル崩壊の直前でした。

 

 

 

バブルにも関わらず、当時喫茶店は、年間3.000店が閉店していました。
その理由については何度も書き記してきたはずです。
1客20万円のイタリア製の椅子を使用する喫茶店の開業相談を受けたりした時期でした。
しかし、当時の私は経済の動きに疎く、あまり適切なアドバイスはできていなかったと反省していますが、当時は誰もそのバッブル崩壊を予測しえなかった時代でした。

 

 

 

現在は、その異常なバブルを越える収益を上げる企業が多くなっています。
海外での収益がプールされ、220兆円の内部留保があるとされます。
これはバブル期をしのぐような金額ですが、中小企業や、商店レベルではその景気の実感がないのも事実です。
GPIFの年金マネーで日本株以外に投資し、「年金をカバーしたら」というような暴言を吐きたくもなります。大幅な政策転換が無い限り、先行きの年金は未知となりますので、若い世代のためにも最低限の社会保障を確保してほしいものです。
ノルウエーの政府系年金マネーなどは、そこそこうまくやっている印象があります。

 

 

 

話しがそれてしまいました。
当時は、飛行機の中でタバコが吸えましたし、当然日本の新幹線の中でタバコを吸うのはあたり前でした。イタリアに初めて行ったときの、アリタリアではどの席でもタバコが吸え、その数年後では後部座席の一部が喫煙シートになり、その後全面禁煙となっています。

 

 
いまの日本のホテルは、喫煙と禁煙室を設けていますが、ほぼ確実に禁煙室から埋まります。今では禁煙となっているファミレスの10年前に禁煙から席が埋まった状況と同じです。
堀口珈琲では、20年程前から禁煙です。
当時禁煙の喫茶店はほとんどない状況でしたが、1996年のスタ―バックスの1号店が禁煙でしたので、それに元気付けられ禁煙に向いました。

 

 

 

日本への観光人口が、1.500万人から一気に2.000万人を超え、オリンピックにはさらに多くの訪日が想定されるというのに……….。