パパ日記

モンテカルロ

2018年、錦織君の復帰戦は、チャレンジャー大会になりました。
ATP大会は、250.500.1000.グランドスラムとありますが、それらには出場できない100位以下の選手が参加する下部大会にあたり、そこで調整してきました。

 

 

 

復帰第1戦はニューポートビーチで初戦敗退、
次のダラス大会では初戦に勝ち2回戦までは何とか勝ちました。
手首のケガが治れば、またランキング上位に戻るでしょうが、半年のブランクで試合勘がもどらないのでしょうか?意外に苦労したようです。

 

 

 

ランキングは、過去1年間の獲得ポイントですから、試合に出なければどんどん減っていきますので過酷です。2018.4現在で36位、韓国のチョン・ヒョンの後塵を拝しています。

 

 

 

その後、1月のダラスのチャレンジャーの大会では優勝しましたが,今一つパットしませんでした。
2月のNYオープン(250)では、準決勝まで行くも、絶好調のアンダーソン(8位)に敗れましたが復調の兆し。しかし、アカプルコ(500)では1回戦負けと不安定。
マイアミオープン(1000)では、これまでほとんど勝てなかったトップテンプレーヤーのデルポトロ(6位)に3回戦で当たり、敗れながらも可能性を示唆。

 

 

 

そして、クレーコート本番の季節となり、現在開催中のモンテカルロ(1000)では、かつてのトップテンプレーヤーのベルディヒ(18位)、伸び盛りの若手メドベージェフ(49位)、クレーの曲者セッピ(62位)を破り、準々決勝でランキング3位のチリッチに勝ちました。

 

 

 

準決勝は若手の成長株ズべレフ(4位)ですので厳しいとは思いますが、故障と疲労がなければ勝てる可能性も少しはあると思います。

 

 

 

少しやせた印象ですが、モンテカルロでは、粘り強く、トップテンのころを彷彿させます。
ズべレフに勝てば、おそらく決勝はナダルになるでしょう。
錦織君はまだ1000の大会で優勝したことがありませんので期待は高まります。
手首、腕全体を使った打ち方は、見ていても大丈夫なのかと心配になりますが、頑張ってほしいものです。