3/13日に13時から「スタートアップ・堀口理論2018」のセミナーを行います。
大胆な名前ですね。
今回は、これまでの私のセミナー参加者で、開業予備軍の方も数名参加されますので、「ちょっとした同窓会」になるかもしれません。
私が、大学に行き。セミナーから離れ、不安を感じている方も見受けられますので、今回このセミナーを行うことにしました。
皆さんの近況を確認します。
過去20年以上の開業支援実績、及び10年以上継続した「小さな喫茶店・カフェの作り方」などの
エッセンスをロースター(コーヒー焙煎業)の観点から話します。
私は1990年の開業の時から、「喫茶+コーヒー豆の小売り+卸売り」と3つの業態を同時に行ってきました。
当時はバブル末期でまだ景気は良い時代でしたが、喫茶店は年間、3000店が閉店していた時期でしたので、喫茶以外の業態を模索したわけです。
そのため、1990年代には、他人の店の開業にも多くかかわってきました。
当時のロースターは、食品も扱っていてデリバリが中心でした。
私は、個人零細店でしたので、一切の食品を扱わず、コーヒーのみとし、食品会社を店に紹介し、コーヒー豆のみを扱いました。
そんなわけで、三軒茶屋あたりまでは自転車で配達していました。
今ではそんなこと想像もできないでしょうね。
また、当時の喫茶店は、ロースターからコーヒーミルやコーヒーメーカーを借りているのが当たり前の悪しき慣習がありました。コーヒー豆の価格も安く、卸売りの参入は難しい時代でした。
1997年、初めての、斬新な監修本を出版し、少しずつお客様も増加しました。
宅急便の発達のおかげで、送ることもできるようになり、ビーンズショップが成り立つことを実感した時代でした。。
その後、2000年代は、いち早く生豆の品質に目を向けましたので、自家焙煎店の開業に多くかかわってきました。
したがって、ビーンズショップ+ロースターとして+20年以上、他人の店の開業のお手伝いをする仕事をしてきたといえます。
もう少し別ないい方をすると、他人の人生に大きな影響を与えてきたわけです。
うまくいっている場合は感謝され、かつ自分もうれしいのですが、そうでない場合は心が折れそうにもなります。ですから「朝日カルチャー」では、この業界の厳しさをはじめに伝えることに重点を置いたわけです。
仕事には適性がありますので、「何度やめた方がよい」といったかわかりません。
そんなわけで、うまくいってる方からは、さまざまなものが送られてきますので遠慮なくいただいています。ただし、たまにお返しもすることがありますが。