昨日、今日とマンツーマンでローストトレーニング。
４月開店の世田谷のビーンズショップ&喫茶にて。

今回の焙煎機は、ノンスモークフィルターなしのノーマルタイプのフジローヤル5ｋ焙煎機。直火。３階の屋上までダクトを立ち上げたもの。
焙煎機は同じでも、この設置状態により香味は変わってしまいます。

まずは焙煎機の状態を把握し、その上で操作方法を考えます。
１．まず期設定の火力をロースト時間との関係で決めます
２．次にローストのプロセスでの火力の調整を決めます
３．さらにダンパーで排気の操作方法を決めます
このようなプロセスを経て、その焙煎機の操作マニュアルができます。

ローストは、熱の加え方と排気の操作（ダンパー）により味が変わりますので
最終的にはローストのプロセスで火力と排気の調整をして好ましい香味を探すことになります。
したがって、ローストごとに毎回抽出し、香味をみながら操作方法を微調整していきます。

操作方法の幅が広いということは、性能のよい焙煎機を意味しますので、多様な香味を表現できることになります。

これらのことを、２日間でマスターしてもらいます。