2010－11年に販売したカルレイダ農園は、近年スペシャルティコーヒーの世界で話題を席巻しているエスメラルダ農園のハラミージョエリアに隣接しており、共に素晴らしいゲイシャを生産する農園として高い評価を受けています。
ゲイシャはこの農園の最も標高の高いエリアで植えられ、栽培面積はカトゥーラが農園全体の約90％に対して、わずか3％（キロ数だと通常400kg程度）と、少量しか収穫出来ない大変希少な豆です。ゲイシャらしい圧倒的に華やかなフレーバーに、しっかりしたコクと滑らかな触感が加わり素晴らしいの一言。豊かな自然環境の中で育てられた極上のゲイシャと言えるでしょう。

新たなルートを確保し、現在一般に流通しているモカとは一線を画すイエメンを販売してきましたが、このたびさらに特殊なイエメンコーヒーを入荷しました。これまで販売してきたバニマタリやハラジといったコーヒーが生産される首都サナア近郊は、イエメンでも最大のコーヒー生産エリアですが、この「Ahmed Jabah」はサナアより南部のイッブ県にあるSomarahという山のなかで栽培されています。
生産者がチェリーを集買所に持ち込み、エクスポーターが買い取るという従来のイエメンのスタイルとは異なり、今回のコーヒーは直接エクスポーターが農家まで赴き、生産現場をチェックしたうえで購入するという極めて稀な方法で入手しました。そのため産地や品種の詳細など、イエメンにおいては非常に難しいトレーサビリティの明確化が実現するとともに、生産者に対し収穫や乾燥時の選別をしっかり行うよう依頼するなど、品質に関しても購入側からの要望に応えてもらうことが出来ています。
丁寧に生産されたことにより香味の印象が非常にクリーンなため、爽やかな酸やボディがとても明確に感じられるうえにマイルドです。ワイニーさもしっかり持ち合わせており、素晴らしいイエメン産コーヒーです。

多くの人々が大震災に直面した昨年は、我々のコーヒーがひとときでも安らぎの時間をもたらすきっかけになればと販売したPaPaブレンドですが、大好評にお応えして今年も一度限り販売いたします。
今回はグァテマラとコスタリカ、2種類のコーヒーをブレンドして作りましたが、どちらも新入荷でいまだ販売していないとっておき商品です。素晴らしい香味だったことからこれらを使用することにしました。程よいボディがありつつも軽やかで飲みやすく、果実味が豊かでコーヒーの良いところが詰まったようなブレンドです。短期間の販売となりますのでぜひ飲み逃しなく！

おいしいコーヒーを淹れるには、注ぎ口が細い作りで湯量をコントロールしやすいコーヒーポットが不可欠です。ヤカン等で湯量を気にせずお湯を注ぐとコーヒー本来のコクや甘みがうまく抽出されず、コーヒー豆のポテンシャルを発揮できません。「本当はコーヒーポットが欲しいんだけど、結構値段するしなぁ。」と思っている方！値段がリーズナブルで使い勝手も良い商品を今回販売します。定価（3,150円）の半額です！
こちらのコーヒーポットはお湯を細く注ぎやすい作りで、サイズも650ccと1～2人分淹れるのに丁度良いサイズとなっています。デザインはシンプルで飽きのこない形で、カラーもホワイト、ブラウンの2色あります。ハンドドリップの入門用としてはもちろん、それ以外の方も、こちらのコーヒーポットをぜひお試しください。ドリップするのが楽しくなりますよ～。