パパ日記

財政出動

セミナーは4月は休止します。

一昨日書いた文章です。もうコロナについては書きたくありませんので、これが
最後になるかもしれません。
コロナ問題は様々なことを教えてくれます。
グローバリズムによる国家間および国内における格差の諸問題、サプライチェーン、国際交流、物流の脆弱さ、さらには軍事力よりウイルスの方が強力であることなど。



そして、最終的には、食料と水が重要になることを暗示します。日本は水が豊富ですが食料自給率38%(カロリーベースですが)は脆弱です。
今後は、農業を基幹産業の一つとして位置づけ、産業構造のデザイン化をしていく必要があるのではないか?とも考えさせられました。

日本は、2%の物価上昇率を達成できない状態です。金融緩和してもインフレにはなりそうもありませんので政府は1日も早く、財政出動してウイルス対策補償などを明確にして、自粛を徹底する方がよいとも考えられます。

もちろん、現時点でのさまざまな融資や支援の窓口はありますが、補償ではありません。 今回は、バラマキというような批判は当てはまらないと思います。
各省庁や政治家の思惑のせめぎあいがあるのでしょうか?はっきりしませんね。


イギリスなどは補償すると聞きます。
ベースには国民の生活のために税金が高いと認識されているからだと思います。
対して日本は消費税が低い、大企業でも黒字申告する会社がすくない、青色申告で税金を払う人が少ないなど様々な税制上の諸問題もあります。


しかし、今回は金融の問題から派生したリーマンショックとはことなり、社会のすそ野から問題が拡大していきますので、よりダメージは大きいと思いますので、賢明なる対策をお願いしたいですね。