パパ日記

プラス思考と自己投資

病室から自宅に戻ってみると、自宅の稼働域が広く、動きも多くなり、そのこと自体がリハビリになりそうです。マンションの5階から1階まで新聞を取りに行き、コーヒーを抽出し、一部食事を作り、選択をするなどの作業が付加され、動きは病室内より一気に10倍以上増えたかのような印象です。


早朝に世田谷店(自宅から30m)に行き、90%以上不要なメールをチェックし、徒歩2分の銀行まで歩き戻るだけで、昨日は疲れました。


考えてみれば、心臓の動脈をつなぎ合わせ2週間しかたっていません。
生きていること自体不思議といえば不思議です。病院では「まだ若いから」といわれましたので、日本がいかに長寿国になったか実感させられました。
医学の進歩は人間の寿命を延ばしますが、あくまで健康であっての話です。
世界中には昏睡状態や寝たきりで意識の希薄な方が多くいますが、過度の延命措置をとることには疑義をもちます。(コロナとは別件ですので誤解なきよう)
人間は生まれてくる権利を持ちませんので、最低限尊厳死の権利は持つべきと考えます。

最近は、コロナウイルス(COVID-19 )感染症で、多くの人が死を身近に感じることも多くなりました。このことは自分の人生の未来を考えるうえでよい好機でもあります。

この自粛生活の中で、マイナス思考にならずに、今後「自分はどのように生きていきたいのか、何をしたいのか」、新しい自分の価値観を再考するよい機会だと思います。

昨年まで超売り手市場であった学生諸君にとっては、急転直下、一気に就職氷河期に突入したかのようでつらいでしょう。しかし、私に比べれば人生ははるかに長いですので、プラス思考をして、自分のやりたいことのスキルを身に着けることを優先すべきと考えます。


若い方は、とにかく自分に投資することが最も重要で必要な時代だと思います。
世界はマイナス成長期に入り、ユーロ、米国、日本経済が落ち着くには時間?がかかるでしょうが、いつの世も自立した優秀な人材は求められます。