パパ日記

新刊「The Study of Coffee」-2

セミナーサイト  https://reserva.be/coffeeseminar
11月は14日の「テースティング初級」、28日の「テースティング中級」に各1名の空きがあります。


「The Study of Coffee」は、初版はほぼ書店に配本されました。三省堂、紀伊国屋書店、ジュンク堂、有隣堂、ブックファースト、TUTATAなど大きな書店には並ぶと思いますが、全国のどこに配本されるのかはわかりません。
書籍の物流は、東販とか日販という取次会社経由になります。


アマゾンは在庫切れになったのようですが、早急に補充されます。


本書は、おもに初学者からコーヒー好きの方のため、Lesson1からLesson12までからなります。
基本的には「Lesson9/自分の抽出チャートを作成する」が本書のテーマになります。これは、セミナー「抽出中級」のテーマでもあるのですが、コロナ時における8名の定員数では抽出が十分にできず、現在「抽出中級」は見合わせています。


本書は、「Lesson4からLesson9まで抽出に関するページが」全体の三分の一程度を占めます。それに付随して、「Lesson10/抽出したコーヒーをどのように表現するのか」、「Lesson11/抽出したコーヒーをどのように評価するのか」で 官能的表現(語彙)及び新しい官能評価基準についても少しふれました。

また、 「Lesson2/化学的データから品質を知る」 で、理化学的な数値と風味の関係性につても少しふれましたが、次回の本で詳しく書く予定です。


書籍の企画は、常にいくつか温めてはいます。
今はコーヒーを飲まない大学生が増え、コーヒー離れが現実的な問題になりつつあります。そのため、高校生くらいから、コーヒーの理解度を広げていく取り組みが重要になると考えます。
コーヒーを通して世界の社会情勢や経済もも見えますので、今後は、「食育」と同じように「コーヒー育」も大きなテーマの一つになると考えています。