パパ日記

テースティング上級編

セミナーサイト  https://reserva.be/coffeesemina

緊急事態宣言が延長になりそうな気配ですね。
テースティングの上級に取りかかりたいのですが、コロナしだいでしょうか?
IOCが、緊急事態宣言下でもやるというのであれば、きちんと対策を講じているすべての施設や飲食店は、現状自粛していることに論理的矛盾が生じます。


上級編の試料の収集、選択はかなり大変ですし、一部は理化学的数値の分析も必要になりますので、準備はしていきますが、スタートをいつからにするかまだ未定です。初級編以上の参加者、過去のカッピング参加者以上が対象です。


初めはAcidity=酸味編で、2回目はBody=コク編3回目はClean=きれいさ編
などを順次、継続的に行います。

酸味編は、コーヒーの酸味について、ブラインドでテースティングを行い、その差異を確認し、すべてpHを計測し、官能との差異を明らかにします。
1)コーヒーの酸味とは
  有機酸の種類と組成、その他の嗜好品飲料との有機酸の差
2)焙煎度による酸味の違い 
  ミディアムとシティとフレンチの酸味の強弱
3)生産地による酸味の違い
  ケニア、コロンビア、ブラジル産の酸味の強弱
4)同一地区の標高による酸味の違い 
2.000m前後のコーヒーと1.200mのコーヒーと800mの栽培地
5)有機酸のテースティング 
  クエン酸、リンゴ酸、酢酸、ギ酸、キナ酸、乳酸
6)中米・コロンビアの酸味とエチオピアの酸味の質の違い
  中米=クエン酸、東アフリカ=クエン酸+リンゴ酸
7)品種による酸味の違い
  ティピカ種、ブルボン種、カチモール種、カネフォーラ種、ゲイシャ種など8)精製方法による酸味の違い
  WashedとNatural
9)経時変化による総酸量(Titratable Acidity)と酸味の違い
  New crop 、 Past crop 、 Old crop
10 )酸味の語彙と表現