パパ日記

ベルリナ

パナマのベルリナ農園の特別なティピカは、堀口珈琲仕様です。

もう何年もマリアさんに作ってもらっています。
12-13クロップは6月以降の入港となりますので、11-12クロップです。
しかし、生豆は鮮度保持され素晴らしい香味のままです。
ティピカの基本のきというか原点の香味を垣間見ることのできる豆で、
ハワイコナの優れたものにも近いでしょう。
パプアニューギニア、カリブ海の島々、南米等に残されたティピカより
しっかりしたコクがあり、香味の輪郭が明確です。
パナマのボケテのテロワールとマリアさんの情熱が生み出す名品でしょう。
私は、このようなコーヒーの香味にコーヒーの本質的な香味を見出します。
すべてのコーヒーの香味は、この基本的な香味に対してのバリエーション
といってもいいくらいです。