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SCAJ社員総会とSP市場

2019年3月8日

SCAJの社員総会に出席。
スぺシャルティコーヒー(sp)の市場調査2018の発表がありました。
この調査は、2003.2004.2006.2008と継続して行われています。
データは、回数を経るごとに精度が上がりつつあるように感じます。
SPの輸入比率は、2014年:6.9~7.2%、2016年:8.2%、2018年:11%という結果です。

SP市場

 

 

 

 

SCAJにおける品質評価は、官能評価しかなく、SCA(SCAAとSCAEが統合)の品質評価にしても欠点豆数評価と官能評価しかありません。したがって、曖昧な部分は残りますので、前述の11%の数値をどのように解釈するかは、後日scajで公表されるる統計データで精査してください。

 

 

 

 

調査は、SCAJ会員32社のインタビューの一次調査と、SCAJ会員のインターネット調査回答のあった657の二次調査、および一般消費者1.211人のアンケート三次調査で細かなデータが集計されています。ただし、1,2,3次調査における相関性はみられません。
しかし、うまく解析をすればデータの中には、マーケティング上のヒントが隠されていると思います。

 

 

 

 

 

スペシャルティコーヒーの輸入は増え、一次、二次調査共に伸びのているとの回答社は60%前後ですが、反面、伸びていないとする率は2016より増加し、全体としてみると1社、1店あたりのspの需要は停滞もしくは減少傾向にあると推測されます。

 

 

 
その主な原因は、店舗数の増加、仕入れ先および情報の画一化によるものと考えられ、差別化が難しい状況が生まれ、オンリーワンがなくなりつつあると推測できます。
また、SPは、一般的なSPとハイエンドのSPに2極化の方向にあり、価格の安いSP(といっても汎用品よりは高い)の流通は増える傾向にあると考えられます。SPのFOB価格(輸出時の生豆価格)の幅は、2.6倍に広がり、spといってもピンキリでその違いを消費者が理解するのは難しくなっています。

 

 

 

 

したがって、実際の販売量は、「店が近い」とか、「店主の感じがよい」とか、「説明してくれるから」とかいう要因によるところが多くなり、SPの本質である生豆の品質と風味という観点だけではなくなっています。
LCF(リーディングコーヒーファミリー120店)を例にとればば、10年前に立ち上げた店の周囲には2から3店の新規自家焙煎店が誕生し、競合関係が生まれています。

 

 

 

 

 

堀口珈琲の生豆は、すべてが最高峰レベルであることをある程度客観的に証明できます。
その、焙煎豆は全国のLCFのメンバー店でも購入できます。
各産地のテロワールが生み出す品質と風味は、多くのSPに対し有意に差があります。

 

 

 

 

それらは、アフターハーベストから、VP(真空)などの梱包材、定温15℃のRC(リーファーコンテナ)、定温15℃倉庫の使用によること、また、工場における生豆の電子選別、焙煎豆のハンドピックの結果からもでも証明できると思います。(世界でも屈指のきれいな焙煎豆だと思います)
もちろん、官能評価で高いスコアであることも検証されるでしょう。
しかし、それでもSPが増加すれば、風味のわかる人以外には品質を証明するということは難しいと考えられます。

 

 

 

 

したがって、本質的な風味をきちんと理解できるようになるセミナーが必要になると考えます。
そのためのベースとなるのが、理化学的な成分値であるとも考えられます。

 

 

 

 

 

今日、飲んだホテルのコーヒーは、著しい劣化の味(遊離脂肪酸が多い)がしていました。
一口でやめ、自分の保温ボトルのコーヒーを飲むことになりました。
(外出時には必ず持ち歩いています、たまに抽出して準備したのに忘れます。)
このようなコーヒーは、新豆の日本入港前の端境期には頻繁にみられます。
堀口珈琲の賞味期限は、精製、乾燥がよく、標高の高い産地でハードビーンであること、梱包、輸送、保管において差別化されていますので賞味期限が長いといえます。

 

つづく

 

 

 

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