パパ日記

本の出版

論文ロスというか?大学院ロスというか?

思った以上に心身ともにダメージが大きく、若くはないと実感しています。記憶力はおち、瞬発力や持久力、パワーも衰えています。したがって、なかなかエンジンがかかりませんでした。


3月から出版社2社との間で、内容のやり取りをしてきましたが、最終的に出版が決まりました。本が売れない時代ですので、出版社は慎重になるのはわかります。多くの場合、内容に注文が入りますが、今回はかなりわがままをいい、好きな内容にしてもらいました。(実績がありますのでなんとか)

いきなり、2冊というところが不思議に思われるかもしれませんが、2冊買っていただければご理解いただけると思います。


コーヒー本は、同じような実用書が多く出ています。その内容は20年間変わらないですね。ですからそのような本なら出しません。
「珈琲の教科書」は抽出を少なくし、評価の方法を加えたため、やや中級編(者)を意識しましたので10年のロングセラーになっています。まだ、何とかもっているというところでしょうか。
ですから、それ以上のものでなければならないでしょう。


今回は、とりあえず2冊出版する予定です。1冊の内容は「私が30年間で学んできたこと」の一部を書く予定ですので、これからコーヒーを学ぶ上での指針になるようなことを書く予定ですので「コーヒー入門者からコーヒーの仕事をしている人まで」が対象になります。年内に出せるように努力はします。


もう1冊はさらに「書きたいこと」を目指しましたので、自分でもハードルを上げ過ぎているとは感じています。しかし、誰かが書かないとコーヒー本の多様性への道が開けないとの思いもあります。自分にとってかなりのチャレンジになるとは思いますので30年間の集大成になると思います。大変ですので、出版は来年になるかもしれません。ともに、よくぞ出版社が理解してくれたと思います。編集者のサポートも重要でした。


ここに書いてしまいましたので、もう後戻りはできないですね。

研究もしなければならないのに、時間が足りるのでしょうか?