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ヴェネチア派絵画

2017年3月18日

ローマからバスで3時間くらい、キリスト教徒の聖地のひとつであるアッシジの聖フランチェスコ聖堂は、丘の上にあり、ジョットのフレスコ画が20枚以上壁面に描かれています。
ルネサンス初期というか中世なのか?微妙なところですが、絵画は油絵の技法が開発される前のフレスコ画で、色あせていますがイタリアの国宝のようなものでしょう。

 

 

当時はキリストと聖母マリアと聖人しか描かれず、人間は絵画の対象とはなっていませんでした。
字の読めない人が多く絵で布教したのでしょう。
この時期の絵画はみな無表情で、人間の感情は表現されていません。

 

 

ルネサンスは、再生とか人間復興とかいわれます。
古代ローマやそれ以前のギリシャ文明は、芸術や文化、哲学などを生み出しましたが、キリスト教の普及の中で、神が絶対となり、聖職者、国王の序列が生まれ、人間は神の僕というのが中世で、暗黒の時代だったのでしょう。ルネサンスは、かつてのローマ文明に目を向け直したもので文学、建築、科学など新しい世界が開けた時期といえます。

 

 

 

東方貿易の起点でもあったヴェネチアはイスラムとの交易で発展し、新しい文化を生み出したわけです。中世の人々は、抑圧され、古代ローマの存在を知らずいたようです。
十字軍遠征時か後か?、スペインがイスラムに征服され、その後奪回した際に、イスラム人が書き記した文献にローマ帝国の存在が記されていて、そこでキリスト教徒が1000年前のローマ文明を知ったと.何かの本で読んだ記憶があります。

 

 

さて、この時代に油彩も発明され、絵画は飛躍的に発展します。
特にヴェネチアは湿気が多く油彩が発展しています。
ティッアーノの描く女性は少し妖艶でその後の絵画に影響を与えます。
他方、フィレンツエではレオナルド・ダビンチ、ミケランジェロなどが活躍します。
堀口珈琲の「プリマヴェーラブレンド」は、ルネサンス期のボッティチェリの絵画「プリマヴェーラ」からとったものです。ルネサンス絵画好きですのでご容赦。

 

 

 

ヴェネチア絵画のティッアーノ、ティントレットなどはルネサンス期を代表するヴェネチア派の画家です。
上野の都美術館「ティッアーノとヴェネチア派展」に出かけましたが、印象派などに比べると地味ですので人は少ない印象でした。
ティッアーノの絵は少なく、著名なものは「フローラ」「ダナエ」「マグダラのマリア」など5~6点しかなく、よく主催したなというところでしょうか。
日伊国交150周年でなければない企画でしょう。

 

 

 

最も有名な絵であるローマのボルゲーゼ美術館にある「聖愛と俗愛」、フィレンツエのウフィッツにある「ウルビーノのヴィーナス」は来ていませんでした。ヴェネチアのサンタマリア・グロリオーザ聖堂の「聖母被昇天」は持ち出せないでしょうから、現地で見るしかないですね。
ヴェネチアのアカデミア美術館にも絵はあり、すべてイタリアで鑑賞しています。
昔、ヴェネチア人のガイドに絵の説明を受けた際、「ナポレオンが絵を盗んでいったので、これはレプリカだ」とフランス人をなじっていたのを思い出しました。
ルーブルには、ベネティア派などルネサンス絵画は多くあります。

 

 

ティントレットの絵も数枚ありましたが、物足りないですね。
彼の「聖母被昇天」はヴェネチアのアカデミアかどこかの教会にあるはずです。
この絵は以前、国立新美術館の「ルネサンス展」?で来ていたと思います。
聖母マリアの死後8/15日の昇天がテーマですのでさまざまの画家の多くの絵が残っていますので比べるのもよいでしょう。「最後の晩餐」なども様々な画家が描いています。

 

 

最後に、ヴェネチアに行ったらティントレットの巨大な「天国」という絵を見てください。
豪華なドゥカーレ宮殿にあります。
中央の聖母マリアを自分の娘に似せて書いたとヴェネチア人に聞いた覚えがあります

 

 

 

ヴェネチアに行く際はガイドしますよ。
ローマから、列車でフィレンツエ、ボローニア経由でヴェネチアに入る場合は、駅の改札を出るとすぐ運河ですので、船でのんびりホテルの近くの船着き場まで行くのがよいでしょう。

ローマ、ミラノから飛行機で入る場合は、バスでローマ広場経由で水上バスを使うか、水上バスでサンマルコなどに向かうかなど方法はあります。
エアポートから水上タクシーのモーターボートで突っ走りホテルにチェックインするのはとても楽です。
(数人で利用すれば安くなりますが、船着き場のあるホテルは限定されます。ない場合はどこかの船着き場に。)
往路はローマ着で列車移動、復路はヴェネチアからローマ経由成田がいいと思います。

 
行けない方は、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演の映画「ツーリスト」をみて我慢してください。

 

 

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