パパ日記

ステーキ

Bistecca alla fiorentinaといえばイタリア・フィレンツェのティーボーンステーキ(ひれとロース)をさします。20年前は青山のトゥリオ(広尾に移転)くらいしか食べられるところはなかったように思います。今でも、多くのレストランでは、牛肉はスライスしたtagliata(タリアータ)となります。

 

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最近は、米国のフランチャイズのステーキ店も多くオープンし身近になりました。また、日本の肉屋さんもこれらの需要に対応するようになり、何店かのイタリアンでも食べることができるようになりました。

 

 

 

アンガス牛から和牛まで様々なバリエーションが見受けられますが和牛ですと価格が高くなるのはやむを得ません。赤身のアンガスの方が安く、また食べやすいとは思いますし、こちらの方が現地の肉には近いかもしれません。但し、フィレンツェには何度か行っていますが残念ながら現地では1度しか食べていませんので確かなことはわかりません。
理由は単純で骨付きとはいえ肉が厚く800g位あり一人では(二人でも)食べきれないからです。
 

 

写真の肉は、アンガス牛で500g5.000円と価格が安いので一応満足できます。
そのかわり、レストランとしての雰囲気などは気にしないという条件付きとなります。
肉を食べたいのでしたら、成城石井の経営している「le bar a vin52」もお勧めです。
とにかく和牛のステーキが安いし、成城石井で売っているワインにほんの少し価格を上乗せしたワイン価格で飲めます。
チーズや生ハムも特価のような値付けです。

 

 

 

但し、千歳船橋には、行きつけの小川屋さんという肉屋さんがありますのでステーキが食べたい時には好みの厚さにカットしてもらい自分で焼くこともできますが、最近は面倒です。
牛は一番安い切り落としで700円/100gくらいですが、それでも十分においしく、ここの牛肉はとにかくきれいです。もちろん豚も香味がよくおいしいので、最もシンプルで味のわかりやすいポークソテーにすると世田谷の有名な某洋食屋さんのものよりおいしく食べることができます。
 

 

祖師谷大蔵の「スモークハウス・テラ」さんは、その昔は世田谷の桜丘3丁目の肉屋さんでした。引退して好きなことをやりたいと住宅地の中でスモーク店を開店しましたが、評判となり年末年始など注文が殺到するようになり、あまりに忙しすぎ?閉店してしまいました。
堀口珈琲のサンドイッチ用のスモークチキンを作ってもらっていましたので残念です。
素晴らしいチキンでしたので食べたことのある方にはご理解いただけると思います。
先日農大のオープンカレッジに参加してくれ、久しぶりに会いました。

 

 

 

テラさんは桜丘3丁目の小さな商店街(千歳船橋からはやや遠く徒歩20分くらい)で、その昔私が桜丘4丁目に住んでいた時にそのおいしさに驚き、購入していた肉屋さんでした。
20~30年前個人店としては、牛肉のギフトなどの扱い量が世田谷でも突出した店で、当時収入の少なかった私は、世田谷はお金もちが多いんだと感心したものです。
(それ以前に住んでいた上原は当時商店が少なかった)