最近はいちごについて書いていませんが食べていない訳ではなく、高級品種が出すぎ、かつ特別な生産者単位になりつつあり全体像がつかめなくなってしまい、追いかけるのが大変になってしまったからとでもいえばよいのでしょうか。(このサイトでいちごで検査しくください)
これ以上進むと「マツコの知らないイチゴの世界」になってしまうかもしれません。
各県の農業試験場は競って新種を開発しますが、これまで食べてきた経緯を勘案すると結局のところ栃木の「とちおとめ」が酸と甘みのバランスがよいということで、基準の味としてみればよいのではないかというところに落ちついてしまいます。
いちごの甘みの基本は蔗糖の味ですが、官能的には甘みの強弱もあり、糖度が高ければよいというわけでもなく、質の面から見れば酸とのバランスも重要だと思います。
味は、蔗糖と有機酸の組成で変わるのでしょう。
一般的な観光向け55mのハウス栽培。
食べ放題といっても、果実は水分が多く量を食べるのはきついですね。
章姫は甘いのですが酸が弱めで果肉はやわらかめなので、やや未熟のものを食べた方が味のバランスが良いと感じます。