パパ日記

ボジョレイヌーボーと嗜好品

毎年この時期になるとコンビニを含め多くの場所で販売されます。
ワインの香味としてはよいわけでは有りませんので、まずは入門として飲み、さらに良いワインを楽しみ香味を深めていくのが良いと思います。

 

 
多くのボジョレーが販売され、ビンを見ても何を選択してよいのかわかりません。
生産者が誰で、こんな作りをして、今年はよい出来、といわれてもどれを選択してよいかわかりません。其れを理解できるようになるには多くのワインを体験して、香味の基準のようなものを自分で構築するしかありません。
ルイ・シャドはある程度の品質を理解していますので安心できます。
毎年いただいていますが、今年も濃厚でボジョレーのよい部類に属すると思います。
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別ないい方をすれば、ワインの知識や飲用の経験のない消費者は選択の基準を与えられていないことになります。
ワインは嗜好品として一見成熟したマーケットになっているように見えますが、ソムリエやワインアドバイザーのアドバイスにより支えられる極めてわかりにくい曖昧な嗜好商品でもあります。

 

コーヒーは、焙煎度合いは大きな選択の一つとなります。
しかし、ワインと同じようにどの農園のどんな商品?と説明されても、巷にそのような商品は多く溢れています。
コーヒーの香味の基本の香味を理解していかないと、香味をよく理解できない点でワインと同じようなものです。ワインのソムリエのような立場にあるのが、様々な店や会社の信頼性になります。
単なる「好き嫌い」から「品質の良し悪し」に視点の軸を移していけるようになれば、消費者はよりおいしいコーヒーを楽しむことができるでしょう。

 

 

 

詳細は省きますが
消費者の信頼を勝ち得るためには、様々な側面からの取り組みとその研究が必要な時代がくるであろうと考えます。