パパ日記

インフューズドコーヒー(Infused Coffee)のテイスティング

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インフューズドコーヒーは、コーヒーを2次加工したもので、一般のレギュラーコーヒーとは区別する必要があります。
また、アナエロビックは、無酸素状態でチェリーを発酵させたもので、それともことなります。
アナエロビックはタンクにチェリーを入れて作りますので、生産量が限定されますが、インフューズドは大量生産できますので
2次加工品としての要素がはるかに強くなります。

あくまで、本来のレギュラーコーヒーとは異なる商品ですので、2次加工品としての表示義務を負うべきと考えます。
またこのような商品は、テロワールや品種といったコーヒーの根本的な概念を否定することになりますのでレギュラーコーヒーとの区分が必要です。
(レギュラーコーヒーはインスタントコーヒーと区分するために作られた和製後で厳密な低具はない)

 

第一ラウンドは、生豆として日本で流通しているインフューズドコーヒー6種。
第2ラウンドは、インフューズドコーヒーとして焙煎され販売されているコーヒー11種。
果実とフルーツを同時に発酵させたもの、ハーブを添加したものなど生産地で行われているパターン。
いま一つは、消費国で生豆をお酒(日本酒、ワイン、ラム、ウイスキー)に漬けたもの。
昔、フレーバーコーヒーとして着香したコーヒーの延長線上にあるコーヒーといえます。

いずれもコーヒーとは異質な風味が伴います。
個人的には心地よさを感じません。
ばあいによっては、香りが強すぎて、気持ち悪くなります。
また、ミルに匂いを付着させ、取れなくなるようなものもありますのでご注意ください。

 

最近は2050年問題にからめ、ビーンズレスコーヒーとか科学コーヒーとかが話題になりますが、
これらもレギュラーコーヒーとは異なります。
生産量の減少の中で代用食物、廃棄植物でコーヒーの風味を作る方法、科学的な成分からコーヒーを作る方法などが
研究されています。しかし、コーヒー産業は多くの発展途上国の雇用を確保していることも事実です。
これらは、コーヒー産業の構造を転換する可能性があり、現時点で良否を判断することは難しいとおもいますが、
コーヒーの品質、風味の研究者としては、面白くはないと感じます。

 

とはいうものの、ケニアの最高峰の風味を分析してきた結果、ケニアの95点(SCA基準)のコーヒーを科学的に作れるのではないかと感じ始めている
のも事実です。