第4回目の沖縄コーヒーフォーラムを11月22日に琉球大学で開催され、品評会の結果発表および生産者のシンポジウムなどが行われました。
また翌23日は北部の農園ツアーを行いました。コンテスト結果は以下に簡単にまとめました。来年の品評会では、世界でも初の試みとして新しい官能評価方式と理化学数値の両面から優秀品質の豆を選ぶ予定です。
今回の結果は、コーヒー文化学会の流通生産委員会で発表し、季刊誌「コーヒーと文化」に掲載予定です。
「4月18日沖縄生産者からウォッシュトのサンプル12種(この年は最悪の収穫量)を提出いただきQグレーダーを中心にSCA方式で官能評価を行った。Qの平均点は81.68(ナチュラル除く)で堀口は78.50で3.18点の差異が見られた。Qグレーダーはすべてのサンプルをスペシャルティコーヒー(80点以上)としたが堀口は2種のみSPとした。
理化学的数値(pH、滴定酸度(総酸量)、脂質量、酸価)は、標高が低く、高温多湿の産地でありながら、アジア圏のコーヒーと比べ遜色ない結果が得られた。物理的数値(水分値、活性水分値、密度)を計測したが、水分値平均の9.69%はやや低く、5.5を理想とする活性水分値には大きなばらつきがみられ、乾燥状態のばらつきが推測された。これらの結果から、官能評価のみで品質の優劣をつけることは難しいと考えた。そこで、官能評価の重みを50%とし、理化学的数値+物理的数値を50%の重みとし最終評価した。(詳細略)
最終結果は、それぞれの数値の平均値を出し、スケーリングし加重平均から評価した。結果として官能評価の1位が有意とはならず、No9が1位で、No8が2位となった。1位の豆は、官能(Q 82.19/堀口 80.0)ともに上位安定。pHがやや低く、酸味バランスが良好。滴定酸度・脂質・酸価・密度・aw・水分いずれも平均より良い」範囲。科学的にも官能的にも最も安定したロットといえた。」
2026年4月には名護でやんばるコーヒーフェスティバルと協力し、第5回目のフォーラムを開催します。


島バナナ シークワーサー