パパ日記

ソリュブルコーヒー

微粉砕されたレギュラーコーヒーを従来のインスタントと言われていたコーヒーの粉の中に包みこんだもの。従来のインスタントとは異なる。
そのためインスタントとの表記をしないでレギュラーソリュブルコーヒーとして売りたいネスレと、それがレギュラーコーヒーの範疇には入らないという日本のレギュラーコーヒー業界との見解の違いを生み、ネスレは業界団体から抜けるという記事が報道されました。

 

これらの問題は、コーヒーの嗜好の変化や飲用の場所、抽出方法の多様化、差別化の中で顕在化してきたといえます。またこれまでインスタントとレギュラーコーヒーがすみわけていた垣根がなくなり激しいコーヒー業界での競争の始まりを意味するのかもしれません。

 

コーヒーシェアの維持拡大を図りたいであろうネスレは、アンバサダーというゴールドブレンドの抽出マシンの普及以外にも、家庭用のマーケットシェア獲得のためのネスプレッツというエスプレッソカプセルの販売、家庭、職場もしくは店舗向けのレギュラーコーヒーのドルチェグストというマシンのカプセルの販売など、レギュラーコーヒーマーケットにも大きく進出してきています。

 

 

家庭やコーヒーショップでのレギュラーコーヒーの抽出の多様化、さらには飲用の場所の多様化など日本のコーヒー業界は、大きな転換期を迎えているといえるかもしれません。

 

抽出は
マシンの場合はコーヒーメーカーかエスプレッソマシンか
カプセルタイプはネスプレッソかKカップか
ハンドドリップは簡易ドリップかペーパードリップか
その他ネルドリップ、サイフォン、フレンチプレス、エアロプレス、新しいスチームパンク、金属フィルターなど多様です。

また飲用の場所も
1985年以降半減し80.000店弱となった喫茶店、さらに2000年ころから誕生したカフェ、FF、FR以外にも寿司や牛丼屋でもコーヒーが提供され、コンビニは一気に50.000店増加しています。

 

このような中で、コーヒーマーケットはどのように変化していくのでしょうか?
団塊の世代の高齢化、人口減少の影響、日本経済の先行き、グローバルなマーケット、気象変動の中でアラビカ種の生産量、スペシャルティコーヒーの今後?など
を多面的に考える必要があり、個人店はどのように対応していけばいいのでしょうか?

答えは基本に徹するいがいないのですが、基本とは?

の続きはそのうち…..。

 

 

今朝のコーヒー
セントヘレナ  シティ
ナポレオンが幽閉されていた島だ思いますが、少量のコーヒーがとれるようです。
価格はゲイシャよりも高く希少価値の高いコーヒーです。
豆の外観からはブルボンのように見えます。
味は
際立った特徴は控えめでマイルドです。
微妙な香味があるので再度明日抽出し確認します。