パパ日記

ヴィンテージとリオクリスタル

ワインはビンテージという概念があり、いいワインは年数を経ることにより熟成しより複雑でよい香味になります。
普通のワインは、時間経過とともに香味は劣化する傾向にあり、長期の保存には向きませんし、新たな香味が生まれる可能性は低いといえます。
ここに価格差が生じますが、このことが理解できなければ価格の差を理解できないことになります。

 

 

いつ飲み頃なのだろう?

いつまでもつのだろう?

等の疑問は経験により蓄積するか、ソムリエなどに聞くしかないでしょう。
しかし、多くのよいワインを体験してくると上記のような感覚は漠然と理解できるようになります。

 

 

コーヒーにも同じことがいえます。

豆を購入したが何日目が飲み頃なのだろう?

いつまで鮮度が持つのだろう?

堀口珈琲で購入したら、1袋は缶(ビン)などに入れ常温で3週間程度香味を試してください。多くの場合焙煎して1~3日前後の豆を販売していますので、到着日、3日後、7日後14日後と飲んでみると香味の違いが少し理解できます。
どのくらいが飲み頃なのかは個人差があるとは思いますが、いつ頃がいいのだろうか?ご自分で判断できると思います。

 

 

また生豆の場合もワインと同じように、1年の保存期間(定温倉庫)があるとすれば
いつ頃香味がピークになるのだろう?

いつまでもつのだろう?
はとても重要なカッピングスキルとなりますので、プロの世界となります。

 

今年飲んだミュジニーの2008年は、グロフィエのボンヌマール(特級畑)、ヴォギエ、デュジャック等多くありますが、それらのワインのうち一番熟成に耐えるのは特級畑の物になり、空けるのはもったいないのですが、一度飲んでおかないと飲み頃を予測できません。
その意味では本来1ダースづつ購入し、毎年空けるのが良いのですが、入手困難でかつ価格も高くなります。
またワインバーやフレンチレストランなどにも在庫はないのでいいワインはなかなか体験が難しい世界です。

 

 

コーヒーのゲイシャも、収穫量は少なく、コトワさんのリオクリスタルなどは本当に少ないので貴重です。期間限定の販売となりますのでまだ在庫があるようでしたらお勧めします。
コーヒーの嗜好は様々ですが、一度体験しておいた方がいいでしょう。

少々価格も高いですので、年末年始や記念日に、いい日本酒やワイン、シャンパンとともに食卓にちょっとした贅沢やご褒美としてどうぞ。

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