パパ日記

ブラジル

カルモ・デ・ミナス地域の「N・Sカルモ農園」のサンプルカッピングしましたが

いいカップでした。
この地は優良産地として数年前に脚光を浴び、堀口珈琲は日本でもいち早く開拓しました。
ここ数年は品質・香味に若干の不満がありましたが、今年はよさそうで一安心です。
長期継続し使用している農園ですから、いいはずですので….
最近は天候の影響もあり、長く使用しているとさまざまな品質・香味の変動要因もわかってきます。
10年以上付き合っているセラード地域の「マカウバ・デ・シーマ農園」も収穫期初期に雨にあったようですが
(通常はあり得ない天候)出来はまずまずで安心しています。
忘れられた産地であるパラナのカルフォルニア農園も堀口珈琲で開拓してきましたし、
バイーアのコーヒーも開拓しています。
現在ブラジルは、多様な香味のコーヒーがあり、堀口珈琲では
カッピングセミナーにおいて 「コテコテ=ブラジルの本質的特性の意」から「さまざまな個性=ブラジルとは
思えない驚きの香味」までの味の幅が体験できます。
ここまで幅広いブラジルを扱う会社も少ないと思います。
最近はブラジルから他の産地に関心が行き過ぎていたと反省しつつ
テースティング会では、再度ブラジルの香味の多様性についてカッピングしましょう。
今後店頭やネットでも様々なブラジルが販売されていきますので、おつきあいいただければ幸いです。