昔喫茶店の全盛期に「珈琲館」は銅板の上でホットケーキを焼いていました。

今思うと結構面倒なオペレーションだったと感じます。

そのせいか今では扱っていませんね。

私はこの種のものが昔から大好きで、パンケーキ、フレンチトーストは

自分の店でも出したかったのですがきちんとしたものを提供するには

珈琲店ではむずかしいのでやめました。

海外や日本のホテルに泊まった時には、朝にこのどちらかを注文しますが

最近はほとんどビュッフェスタイルで、そんな余計な客は相手にしてくれないのが一般的です。

それでもパンケーキを出してくれるホテルは別格の高級ホテルということになります。

もはや面倒なので朝にメニューを求めることもなくなりました。

ハワイのホテルなどはパンケーキに生クリームやジャムなどぐちゃぐちゃに乗せて食べるアメリカ人が

多くいます。

しかし世界的有名なホテルであってもビュッフェメニュー以外をリクエストしたらいやな顔をするところは

多くありますし、そもそもメニューとして考慮していないですね。

ビュッフェにもパンケーキやフレンチトーストはあるのですがおいしくはないです…。

ビュッフェはホテル側からすれば効率的で楽なので普及しましたが、

客としてはいちいち取りに行くのは面倒で、仕方なくビュッフェを食べている客も多いことを知るべきでしょう。

サービスの基本がおろそかになっていますが、サービスには対価も必要で、価格が高くなるのは致し方ない

ともいえます。

そもそもホットケーキとパンケーキは何が違うのでしょうか？

違いはないと思いますが、あえていえば、イメージとしては

ホットケーキはやや甘め、パンケーキは甘みが少なく食事的で薄めに焼くといったところでしょうか。