パパ日記

ダージリン

2020年1月からのセミナーはこちらからとなります
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「お茶?」といえば、緑茶、紅茶、麦茶、ハーブティなどが含まれます。が、昔は「お茶する?」といえばコーヒーのことを指していたようにも思います。

こうしてみると日本人は、多くの種類のお茶を飲んでいます。


私は毎朝コーヒーを飲み、日中も飲みますが1日3倍程度です。
夜はコーヒー以外の茶を飲みます。


筆頭はダージリンです。
インド北部の標高2000m近くで栽培される高級品です。
30年前は100g単位で売られていましたが、近年は価格が高騰し30gとか25g単位です。当時の100gの価格と現在の25gの価格が同じくらいでしょうか。
ここ10年くらいは、30gで5000円以上するものも多くみられます。
3gで一人分とすると10回分。
コーヒーでいうとゲイシャ並です。


ダージリンは、日中の直射日光と夜間の低温による寒暖差で発生する霧が、独特のダージリン香を生み出すといわれます。
最近は、ダージリンと国境を接するネパールの紅茶が脚光を浴びています。
しかし、残念なことにホテルなどの「アフタヌーンティー」(一通りたしなみました)で、ダージリンを頼むとダージリンの香りはほぼしません。




30年前に開業した時に、喫茶のメニューに「キャッスルトン茶園」のダージリンを入れた時には、「ストレートで飲んでください」と必ず伝えていました。
発酵が弱いためファーストフラッシュ(春摘み)の葉の色は緑茶に近く、水色が薄く、何も伝えないと「色が薄い」と怪訝な顔をされたものです。
この当時は、茶園のものは一部の紅茶専門店でしか飲めませんでした。
ミルクを入れる方には「アッサム」をお勧めしました。



この当時、紅茶は砂糖やミルクを入れて飲むものでしたので(コーヒーもそのような方が多かった)茶園のダージリンは極めて珍しい(コーヒーには農園ものはない時代です)いものでした。



そんなわけで30年間ダージリンを飲んでいます。
夜、米を食べなくなりましたので、煎茶を飲む機会は減りました。
ダージリンの代わりは中国茶です。

次に多く飲むのは中国茶です。