パパ日記

生豆の鑑定

ベトナムからコーヒーの鑑定依頼があり、上原の山田君にサンプルローストしてもらいました。
ベトナム・アラビカのウオッシュですが、精製のプロセス、選別など問題も見られ、改善には手間がかかりそう。もし品質の良いものを作るのであれば、現地に行き調査し、気長に数年は携わらなければならないでしょう。東チモールでも10年かかりましたから、さらに大変でしょう。

 

 

 

沖縄の某農園主からも昨年に引き続き味を見てくださいといわれています。
沖縄北部は雨が降らず、厳しい環境下にあるようです。昨年は2度の台風で打撃を受けていますので農業の厳しさを痛感します。たった一粒のチェリーが彼らにとってどれほど大切なのかを思い知らされます。
沖縄のコーヒー栽培は厳しく生産性は極端に低いのが現状です。
観光農園がいくつかありましたが昨年の台風で壊滅状態になっています。
したがってローストした豆を販売するような量は生産されていないと推測します。
トレサビリティが曖昧になっていいないかもしれません。
国産ですのでロマンはありますが、現実的にはクリアーしなければならないことは山積しています。

 

 

尚、スペシャルティの生豆鑑定であれば、当社の伊藤が日本におけるスペシャリストです。