パパ日記

エチオピアナチュラルの香味-2

コンガのナチュラルは、そのローストの度合いによりさまざまな香味の印象をもたらします。
今コンガのフレンチローストを世田谷スタッフにペーパーで抽出してもらい飲んでいます。
ローストが浅くなると違う印象を感じると思います。

 

1.欠点の香味がないこと
(現地で完熟したチェリーを選別していますが、堀口珈琲ではさらにハンドピックしています)
2.ボルドーの赤ワインのような風味があること
3.かなり明確な乾燥プルーンのような香味
4.ブルーベリーのジャムのような後味

このようなコーヒーは、そう簡単に体験できるものではありませんのでお試しあれ。
堀口珈琲を知って初めて体験できるようなすごいコーヒーだとお考えください。
客観的な評価としては最高峰のコーヒーですが、香味の個性派強く好みは分かれる可能性はあります。
コーヒーの品質と香味の客観的評価と主観との違いを理解していくのはマニアックな世界です。

 

20130825_171740
左から プルーン、ソルダム、プラム
下はパッションフルーツ

 

 

昨日カッピングした コロンビアのナリーニョはレモンやソルダムのような強い酸がありました。
この酸のニュアンス(個人的な感覚)は初めて体験した酸で、私の味覚にインプットしました。
コーヒーの香味は、酸とコクが重要で、生産地の香味の区別をするには酸の質をきちんと理解することが重要です。