10/1がコーヒーの日でこれからコーヒーをテーマにした本が多く発売されます。

コーヒーマーケットは、生豆の調達、コーヒーショップ、卸売、小売り市場と全てのマーケットで激しい変動が起きています。エスプレッソからペーパードリップ、抽出器具の多様化、セルフサービスからフルサービス、浅いローストの動きなどもありますが、マーケット全体としてみればコーヒーの愉しみ方の多様化が拡大しているということでしょう。

最近はサードウエーブという言葉が独り歩きし、メディアはそれをトレンドとして取り上げますがその実態は極めて曖昧で、これもコーヒーマーケットの中での多様な動きの一つでしかありません。
世界のスペシャルティコーヒーの最前線で１０年以上かかわっているものから見ると、言葉が独り歩きしすぎて、虚構を作り上げているように感じます。