パパ日記

The Sleeping Beauty

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K カンパニーの「The Sleeping Beauty」を東京文化会館まで見に行きました。
「眠れる森の美女」はクラシックバレーの代表ですが、熊川さんの演出ですのでどう変わるのか期待していきました。
女性ソリスト(プリンシバル)たちのスキルが高いのに驚きました。

熊川さんは、英国のロイヤルバレー団のソリストで活躍し、帰国後プライベートカンパニー(バレエ団)を作って
すでに25年になります。悪く言うと日本一キザですが よく言うとダンディズムを象徴しているような方です。

もう自分は踊らないで演出や振り付けで新しい舞台を作ったりしていますが、プライベートカンパニーを運営する経営能力も
すごいと思います。スポンサーも多く、世界的にもこのようなバレエ団はないかもしれません。
カリスマですので、日本にはファンが多くいます。
会場はほぼ女性で、男性は10以下でした。

バレエは、フランスのクロード・ルルーシュ監督の映画「愛と悲しみのボレロ」に影響され興味を持ちました。
この映画は1980年頃に公開され、ラストシーンでジョルジュ・ドンがエッフェル等を背景に15分間ラベルのボレロを踊ります。
この振り付けはベルギーの20世紀バレエ団の故モーリス・べジャールによるコンテンポラリーです。
バレエ団のジョルジュ・ドンは、一躍世界的に有名になりました。

その後、このラヴェルのボレロは、1980年代後半頃?(記憶が曖昧)ジョルジュ・ドンが来日し
確か五反田のホールに見に行きました。
その後、いろいろなダンサーにより演じられました。
東京バレエ団の上野水香さんのボレロ、パリのオペラ座のエトワール(ソリスト)だったシビル・ギエムさんのボレロも見に行っています。

パリのオペラ座は、その昔旅行でパリに行った際、バレエを見に行ったらストで中止だったという苦い思い出もあります。
昨年の8月に学会発表中に心肺停止になった際に生死をさまよっているときに夢の中にオペラ座が登場しました。
病室の目の前の集中治療室に入るとそれがパリのオペラ座の楽屋につながっていました。
そこで、オペラ座のソリストたちと仲良くなり、様々な話が展開されていくことになるのですがこの続きは懇親会で。

そんなわけで、バレエも好きでよく見に行っていました。
多趣味なのでいろいろありすぎて浅学菲才です。