パパ日記

テースティング会 2013.1026&27

テースティング会お疲れ様でした。
グァテマラアンティグアのが中米の基準の香味になるということが理解できたでしょうか?
ケニアの香味が酸の微妙なニュアンスの違いでなりたっているということが理解できたでしょうか?
このあたりは世界でも理解できるコーヒー関係者は少ないので上級編のカッピングといえるでしょう。

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ケニアはローストの違いで香味は変わりますが今回のカッピングの香味のニュアンスは以下の通りです。
全てフレグランス、アロマともにケニアとすぐにわかるコーヒーです。
(カッピングはミディアム深めからハイの浅目のローストで行っています)
ガトンボヤ
全体としてクリーンで上品、ケニア最高峰レベルの素晴らしいコーヒーです。
青いブドウ、ライチ、ブルーベリー、うめなどの果実の複雑なニュアンス。
ハイローストで販売中です。
テグ
クリーンで上品、世界中のスペシャルティコーヒー会社が欲しがるケニア最高峰レベルのコーヒーです。
チェリー、プラムに、アメリカンチェリーやプルーンなどの果実の複雑なニュアンス。
シティ、フレンチローストで販売中です。
リアンジャギ
クリーンで上品、控えめな中に複雑な香味が隠れています。
ライチ、オレンジ、チェリーなどの多様な香味。
柔らかな舌触り、突出し酸ではなくコクとのバランスが際立つコーヒー。

 

 

この3つのコーヒー以外にも多くのファクトリー(農協傘下のウエットミル・水洗加工場)のコーヒーを購入しています。この3つのステーションのコーヒーを購入していること自体で、世界中のスペシャルティコーヒー会社から羨望の目で見られるでしょう。それほどすごいラインナップです。