パパ日記

コーヒーガイド・アンウオッシュトコーヒー

ナチュラルとも呼ばれる精製方法で作られた生豆をさします。

ブラジル、エチオピア、イエメンなどが主な産地ですが、未熟豆や発酵豆などの混入が多く見られ、香味に悪い影響を与えます。
過去何十年もこのようなイレギュラーなコーヒーをコーヒーの香味とさせてきたコーヒー業界は反省すべきでしょう。

堀口珈琲では、ここ数年、完熟した実のみを使用し、丁寧に作ったナチュラルの実験を繰り返してきました。

エチオピアのミスティバレーなどがその完成型の一つでしたが、残念なことにエチオピアオークションシステムの変更により輸入できなくなってしまいました。

現在は、ニカラグアのフローレンシアのナチュラルを少量作ってもらっています。近々に販売しますのでお試しください。

1.クリーンな香味で一般のナチュラルのような濁りがありません。
2.過完熟、発酵などのダメージの香味がありません。
3.ウオッシュトの香味の違いは歴然としたものがありますが、この豆はもしかすると、ナチュラルとは気づかないかもしれません。。
4.華やかな香り、甘い余韻、かすかなワインフレーバーなど最高レベルのものといえるでしょう。

イエメンのナチュラルもお勧めです。
トレサビリティの明確な豆で、ここ20年の日本のイエメンコーヒーの輸入豆の中では例外中の例外といえます。このようなコーヒーを飲むことができる時代になったと感無量です。