パパ日記

シアトルという町

帰国しました。
シアトルは空気はやや冷たく澄んでいました。
成田に着いた途端濁った空気を強烈に感じました。
昨日しっかり寝たら、何とか元気になり、出勤し月末の事務処理をしています。

 

 

 

スターバックスが1996年日本に1号店をだし、米国でも1990年代はスターバックスが飛躍した時代です。この後2000年初めからシアトルズベストやタリーズなどシアトルコーヒーのエスプレッソが世界中に広まっていきます。もちろんカプチーノなどが主流ですが。
エスプレッソは、バリスタ選手権の発展とともにイタリア、フランス、スペイン以外の国々で市民権を得ていきます。

 

 

しかし、2000年初期は、まだ米国でもスペシャルティコーヒーが何か?は曖昧な状態でした。
徐々にトレサやサスの概念の認知および2003年のSCAAのカッピングフォームの開発等が、スペシャルティコーヒーを飛躍的に発展させました。
2001年以降は、日本でもスペシャルティコーヒーという言葉が徐々に使用されるようになります。

私はこの2000年代初めの時期をスペシャルティコーヒー革命期と呼んでいます。
(このような動きの芽を感じてサードウエーブという言葉も使用されたと考えています。)

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このような歴史の中で現状のシアトルコーヒーマーケットを見るとタリーズやシアトルズベストは衰退し、スターバックの天下という印象を強くします。
もちろん、20年以上の歴史をもつイタリア系や新興のサードウエーブチルドレンはありますが、その存在感を示すのは一部の店のように感じました。
今回はSCAA推奨の10店以上の店を回りましたので、シアトルコーヒー事情を大まかにですが把握できたと思います。