パパ日記

シアトル – KUNDI GAKI

今朝のコーヒー
CAFE VITA エチオピアの kundi gaki ウオッシュト
カフェビータは1995年創業で歴史があり、シアトルで独自の位置を占めています。
店の奥が焙煎室でビンテージのプロバット中型機が2台鎮座しています。
サードウエーブ系でしょうか?ある程度の力のある会社だとは想像できます。
ダイレクトトレードとわざわざ生豆に記載し店内で見せています。
シアトルに数店舗あり、ポートランド、LA、NYにも店舗があります。
多くのサードウエーブがそうであるように多くは業務用のコーヒーだと思います。

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TechnoServe(テクノサーブ)の貧困改善プログラム支援により2010年にできた新しいステーションの豆で、オロミアから市場に流れているようです。まだ特殊な豆といえます。
ミディアムの深めくらいのロースト。
クリーンカップでいいウオッシュトコーヒーで、花のような香りがありますが、シダモ、イルガチェフェのような華やかな特徴的な香味は弱い印象です。
このようなコーヒーを扱える力のある会社と推測します。

 

 

サードウエーブチルドレンとは大違いです。
シングルオリジンはあたり前になり、ダイレクトトレードを売りにする米国のマイクロロースターが増えてきています。しかし、ダイレクトとはいってもその内容、実態は様々です。
産地との結びつきを大切にしたいという気持ちはわかりますが、ハイエンドのマイクロロットを買える力があるのか?またこのカフェヴィータのように産地を開拓できる力があるのかも疑問です。
シアトルのサードウエーブチルドレンは、カフェビータのような会社を見て育ち、模索している状況といえるでしょう。