パパ日記

イエメン-3

スターバックスも以前 短期間ですがサナニを使用していましたね。
価格が高いので今は扱っていないようですが、これはバニマタリやハラジやハイミなどの地方のものを総称したものだと思います。
堀口珈琲はさまざまな地域のコーヒーをカッピングしてきましたが今は「バニマタリ」に落ち着いています。遊びで他の産地も買いますが……。
とにかくトレサビリティの明確なイエメンは例外中の例外ですから。
ほとんどが山奥の産地で地図上でもこの辺くらいの農家のものという感じでしょうか。
世界中を見渡してもあまりないでしょうね。

yemen_HarazFarm.jpg
ハラズ地域
yemen_RooftopDryingInBaniMatar.jpg

バニマタリ地域

バニマタリのいい品質のものはチョコレートのような甘みもあります。
さらにはチェリー、ベリー、赤ワインなどの香味があり、一部スパイス、ハーブなどのニュアンスも感じます。ワインでもモカ(コーヒー)の香りがあるという表現をする場合もありますが、コーヒーでも赤ワインのようという表現も使用します。
その代表がイエメンでしょう。
深くローストすると妖艶な香気に魅了されます。