パパ日記

サスティナブル

昨日のサスティナブルとCSR(corporate social responsibility)の講演

サントリーさんは「社会への恩返しは必須なので社会貢献をする」、「社会から認められるため活動する姿を見せていく」「100年後に企業が生き残ることを考えれば、自然にサスティナブルを考えざるを得ない」と、水を使う企業として、水を蓄える森を守る活動事例などを紹介。
ユニリーバさんは「売り上げを倍増するが、環境への影響は半分にする」「サスティナブルはビジネスであり、企業と消費者がウインウインの関係、本業に近いところで活動している」とインドでの手洗いの奨励と子供の病気予防の事例、女性の働く場つくりなどを紹介。
チェンジ・エージェントの小田さんが主宰した「サスティナブル・フード」の米国事例の報告会に私が出席したのがきっかけです。
たまたま、小田さんの事務所が千歳船橋にあり、世田谷店のお客さんでした。
偶然遭遇したのが始まりです。
その後、小田さんからコーヒーのサスティナブルについての勉強会での講演を依頼されましたが、当方には荷が重いので 伊藤が担当しました。
この時にサントリーのエコ戦略室の方々が参加されていて知り合い、このような流れとなっていったわけです。
コーヒーも、需要増加にもかかわらず、気象変動などによる栽培適地の減少、病気への対策などなど、将来的にみていくと多くの問題を抱えています。
WCR(world coffee research)も動き始めています。


米国を中心に活動し始めたWCRでは、土壌、標高、温度、湿度、雨量、日照量などがコーヒーの品質と生産性に関して重要な変数項目としてとらえ、今後、既存品種、遺伝的特性などの理解と活用、新品種の開発、信頼性の高い品質評価方法と表現の解析などと取り組んでいくと思われます。


サスティナブルを俯瞰してとらえることのできる本として、現状の地球環境について細かな事例とともに書かれた本があります。
「地球の残された時間」レスター・ブラウン はわかりやすいでしょう。