パパ日記

アフリカの風-2 継続は力

今朝のコーヒー
タンザニア・ブラックバーン農園

この農園の豆を初めて買うことができたのは02-03クロップで、03-04から本格的な購入を始めました。当初はエクスポーターがいくつかの農園をブレンドした高級品でしたが、購入を条件に単一農園の豆が欲しいと交渉し選ぶことのできたタンザニア最高峰の農園の豆です。

 

 

 

2000年代初期はスターバックスが、ある程度の量を購入していました。
この頃は優れた農園や地域の豆をスターバックスがおさえていた時期です。
現在のサードウエーブと言われるような会社が、はまだ産声を上げたような時期でした。
その後スタバは出店の加速で、これらの農園を維持しえなくなったのでしょうか?堀口珈琲が代わりに購入することができた訳です。
(というよりはタンザニアのいい農園をさがしに探した結果ブラックバーンたどり着いたのですが、先にスタバがカフェプラクティスの認証農園にしていたわけです)

 

 

 

10年以上の付き合いになりますので、堀口珈琲にとっては重要なパートナーでしたが、長期的な取引においては紆余曲折がありましたが、現在も多くの豆を購入してきています。
遠い地であり一度しか訪問していませんが、タンザニア屈指の農園だと思います。
タンザニアで安定した品質を維持しえる農園は例外的といえるでしょう。

 

 

 

今日の豆は素晴らしい香味でした。
フレンチでも焦げや過度の苦みはなく、アフターに甘い余韻と柑橘の酸が残り、
タンザニアの素晴らしさを思い起こさせるような香味です。
この豆の良さを再認識した次第です。
この豆のピンポイントローストのようにさえ感じました。

 

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スエーデンのグスタフズベリのカップ。
ロイヤルコペンの次に好きな磁器メーカーです。
右の写真はストックホルム郊外のグスタフズベリの工場のアウトレット売り場。