コーヒーにも炭酸を入れるのが流行っていますね。

駅前店にも　ひとひねりした「コーヒースカッシュ」がありますのでお試しください。

さて炭酸ですが

堀口珈琲では15年前の1996～7年にメニューで出したことがあります。

「レモンソーダコーヒー」です。

当時は考えられないメニュー領域でした。

コーヒーに果実という感覚は理解されない時代でしたので、

このメニューとしては斬新でした。
そもそも2000年以前にコーヒーの酸が多様な果実の酸に近いなどと理解している

コーヒー関係者はほとんどいない時代でした。

またそのようなことが理解できるようなコーヒーもほぼ流通していませんでした。

時代は大きく変わりましたね。
当時このメニューは賛否両論でしたが、
今ではこの香味に抵抗感は少なくなっていると思います。

　

　

1997年に出版した私の初めての監修本にこのメニューを掲載してあります。

この本は当時の珈琲本としては斬新なものでしたのでロングセラーでした。
アマゾンのない時代です。