パパ日記

シャンパンとコーヒー-1

ワインとコーヒーについては、20年前から多く書いてきましたので今回はシャンパンとコーヒーについて少し書いてみます。
コーヒーがシャンパンから学ぶ点はブレンドでしょう。

 

 

 

シャンパンはシャンパーニュ地方の特定の地域と特定のブドウ品種(赤はピノノワール、ピノムニエ、白はシャルドネ)を使用し、伝統的な製法(瓶内二次発酵)で作られたもので他のスパークリングワインとは区別します。
スパークリングワインは、フランスではヴァンムズ、スペインではカヴァ、イタリアではスプマンテと呼ばれますし、米国、オージーなどでも多く作られています。

 

 

 

シャンパーニュ製法には決まりがあります。

シャルドネ以外にピノノワールなどの黒ブドウも使用しますが、皮の色がつかないように静かに圧搾し、不純物を除き樽やタンクで一次発酵します。
ここでアッサンブラージュと言って、各メゾンの味つくりをします。
年度や畑、種類の違うワインを混同し味わいを均一化します。
一般的には収穫年の異なるワインをブレンドしますのでノン・ヴィンテージシャンパンとなりますが、ブドウの出来の良い年はその年のワインのみをブレンドしますのでヴィンテージシャンパンとして収穫年を表示します。

 

 

 

メゾンの香味を安定させるためのブレンドの技術があり、ここが重要です。
堀口珈琲の9つのブレンドの香味を毎年維持していくには多くのシングルオリジンが必要となり、ここにブレンドの技術がありとても共通していると感じます。

 

 

NHKラジオをの収録があり出かけます
続く