パパ日記

ワイン

フレンチで食事して、料理とワインのバランスが取れず、ワインの品揃えに満足しないことは多々あります。

料理がいいのにそれに伴うワインとなると高くなってしまうので、レストランは準備できないのでしょう。
日曜に初めて入った成城のフレンチは、ブルゴーニュの一番安い赤ワインが①5000円の1998サヴィニー・レ・ボーヌ、次に安いのが②7500円の2010年ルロワルージュ。
どちらを選択するか。料理は前菜の盛り合わせと牛肉。

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予測できることは①は、10年たっていて熟成の香りがいいであろうがコクは期待できず、
やや物足りなさは残る可能性がある。

②は繊細で安定した香味で酸とコクのバランスがよくブルゴーニュらしい良いワインとわかるが、香味が予測できてしまい面白みがない。
お金もないので①を選択。
ワインもコーヒーも香味を理解するには経験が必要です。
ワインの選択は経験です。
生産地のテロワールや生産者の力量はどうか?
いつが飲み頃か、どのくらい持つか?
多くのワインを飲んで経験として蓄積して初めて理解できます。
コーヒーの生豆も全く同じです。
生産地のテロワールや生産者の姿勢は?
いつ頃まで鮮度が維持できるか?
いつ頃が香味のピークになるか?
どのくらいのローストの幅が可能か?
多くの生豆をカッピングし、体験してわかっていくことです。