パパ日記

機能性表示食品-3

コーヒーに関しては、多くの研究論文が出されています。
長い飲用の歴史があり、なんとなく機能性食品のような側面もあるように感じます。

 

 

 

コーヒーと健康という観点からは、脳卒中リスクを軽減するとか、がん細胞を抑制するとか、血栓を作りにくいとか、糖尿病の予防とか万能薬であるかのように様々な研究がなされています。
私がこの仕事を始めたころは、根拠なく「体によくない」など、よいイメージで語られることがあまりありませんでしたので隔世の感があります。

 

 

 

しかし、コーヒーは、人体にはどの成分がどのように作用しているのか?特定することが難しく、それらが複合的に作用していることも多いようで難しい研究といえます。
とわいえ、今後 機能性表示食品へのアプローチがなされる可能性は否定できないでしょう。
薬理作用としてはカフェインの効用は広く研究されています。
また、オリゴ糖、クロロゲン酸、ニコチン酸(ビタミンB群)などに着目した研究はされています。

 

 

 

栄養学的にいえば、抽出した液体の99%は水分ですのでカロリーはほとんどありません。
もちろん、生豆や焙煎豆にはたんぱく質や脂質、炭水化物などの必須栄養素も含まれていますが微量です。

 

 

 

 

コーヒーは基本的には嗜好品として楽しむべきものだと思います。
長い飲用の歴史の中では、薬のかわりとして飲用されたこともありますが、今の時代には健康補助や栄養補助効能を求めて飲用するものでもないでしょう。
 

 

もともと、コーヒーは体に心地よい、優しい飲み物だと考えます。
但し、これは品質のよいコーヒーであることが前提で、酸化した豆、欠点豆の混入の多い豆などから抽出したものはその限りではないでしょう。
またコーヒーには、たばこやアルコールのような依存性はないでしょう。
但し、嗜好性は強く、喫茶店や、カフェにおいても他のソフトドリンクに比べ、選択される傾向は多いと思います。

 

堀口珈琲のフレンチローストは、あまりにオイシイノデ依存性が高まる可能性はありますよ。
他のコーヒーで代用できなくなるかもしれません。
コーヒーすきの方、お試しあれ。