パパ日記

ビュッフェ

ホテルの昼のビュッフェは、奥様達に大人気ですね。

 

年々休みが少なくなり、外出し時間のある時にたまにビュッフェで昼食をとります。前菜からメイン、デザートまで多くの種類が並べられ、何となくそそられますね。価格も微妙な設定で、消費者を惑わします。

 

しかし、多くの種類があり、ぜいたくな印象もあるのですが実際はそれほど食べることはできず、またそれほど高級なものがある訳ではなく、
さらにはやや冷めたものや時間がたったものもあり、決して喜べることばかりではないと思います。
しかし、しかし、人間の強欲はこの見せかけの豪華さに惑わされてしまいます。

 

京王プラザホテル、エクセル東急渋谷、ハイアットリージェンシー、ウエスティン、リッツカールトン、ニューヨークグリルなどで食べたことがあります。
昼の料金は3000円から5000円くらいですが、
ワンドリンクつける8000円を超えるところもあります。

シャンパン一杯15002500円くらいの幅もあり、このあたりの金額となると料理に対しての価格バランスが取れず、注文には勇気がいります。
結果的にはビールか安いスパークリンワインの選択ということになりますね。
昼に一杯は気分がいいものです。

 

一番のお気に入りは、ハークハイアットHのNYグリルで、高層からの景色もいいですね。休みが取れた時は、新宿ピカデリーで朝に映画をみてそれから向かいます。

夜はレストランとなりワインを飲めば最低20.000円くらいになってしまうので昼がいいでしょう。前菜とデザートがビュッフェからで、メインは魚か肉を選択しますが、金額を追加すれば牛肉なども選べます。但し高くなるので避けた方がいいでしょう。
唯一の欠点は、魚がいつも鯛(切り身は大きくおいしいですが)なんですね。

ここはロメインレタスを米国から輸入し、シザーサラダを作ったこと、マッシュポテトなどでその昔有名になりましたが、夜の基本はステーキで、いい値段がします。

米国ワインの品揃えは日本有数の規模ですが、当方は米国ワインに詳しくなくワインの選択は途方にくれます。

 
横には広いバーもあり、生演奏(ピアノトリオ+ボーカル)が入り夜はいい雰囲気となります。多様なワインも楽しめますが、予約はできません。
夜景が素晴らしく、軽く飲むには安上がりでいいでしょう。
外国人比率が高く50%を超える日も多々あります。昔よくいきました。

 

 

リッツカールトンHは、ホスピタリティ=おもてなしで一世風靡しましたね。
世界中に新規出店も多いです。かなり本が出版されました。社員が携帯しているこの会社のクレド(信条)は有名ですね。

ここのサービスは他のホテルと異なり、マニュアルではなく、個々の人間性などで接客し、お客様に対するサービスの権限も他のホテルよりは多く与えられているようです。

大阪は、何度か泊まったことがあり、イタリアレストランでさみしく一人食事をした際に、スタッフにクレドを一枚くださいといったら、気持ちよくくれました。しかし、大阪は1階が雑多で落ち着きません。
朝食はビュッフェメニューしかなく、パンケーキが食べたいというリクエストはいとも簡単に無視されました。

東京は乃木坂にあり、ホテル代は高いです。
昼食のビュッフェはかなり混んでいるので予約は必須でしょうか。
価格は30003500円くらいだったと思います。
前菜はサラダ系のみでやや貧弱、料理の魚も作り置きされぬるく、デザートの皿も小さすぎ、多くを食べようとするといじましさが出ていやになりますね。
期待が大きすぎるのでしょうか?

料理の問題点を指摘し、その後の対応を見ましたが(いやな客ですね)。
自社も気を付けなければと自戒することは外食の場面では多々あります。

奥にあるシーフードのレストランは、いつもそれほど混んでいずゆったりでき、高層から東京タワーや湾岸が見えるので気分転換に一人でボーッとするにはいい雰囲気です。
5000
円は高層の場所代も含むと考えればいいと思います。
以前読んだホスピタリティの本には、トイレはどこですか?という問いにその場所まで必ず案内すると書いてありましたので何度か尋ねましたが、結果的には一緒に案内されたこともあり、またあそこですといわれたこともあります。

 


恵比寿のウエスティンの1階は、夜も昼もビュッフェです。ガーデンヒルズ近くの病院にヘルニアの手術で入院中、リハビリで外出許可が出た際にたまに出かけました。

ビュッフェは、レストランで一人食事するよりは気楽です。
1か月くらいの期間のテーマで料理がかわりますが、平日5000円くらいなので、価格はやや高いですね。たまにはいいかなというところですね。
デザートは意外に頑張っていますので、パティシエのお嬢さんに「誰が作ったのとか、何がおすすめ」とか礼儀としてお伺いします(茶々を入れるのと紙一重でしょうか?)。

ここで10年以上前に食べたブルーベリーのパンケーキが素晴らしかったので、いまだに残像があります。今は当時とは別物で残念です。こんなことにこだわっている客は私くらいかもしれませんが。

いろいろなお客様がいて、店が予期しないところに関心を持たれたり、反応されたりすることは多々ありますので、飲食店はなかなか大変な仕事だと思います。

 

食とは、崇高でもあり、卑しくもあります。人間の品性や本性も垣間見ることができます。

 

 

*3店とも好きなレストランです。よりよい食事をいつも期待しています。
*コーヒーについてはコメントを控えます。
*金額には税、サービス料は入っていません。