パパ日記

リストランテ山崎 30周年

「リストランテ山崎」のマダムから30周年の記念品が贈られてきました。
1986年開店の日本を代表する見事なイタリアレストランで、多くの優れたシェフを輩出してきました。

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マダムの山崎さんから、つい最近引退するとの連絡を受けましたが、お元気で何よりです。
「ルイ・ヴィトンジャパン」銀座直営店の初代店長を経験し、料理好きで当時は珍しいリストランテというスタイルを持ち込みました。
フランスのヌーベル・キュイジーニュに対し、ミラノで一世風靡したマルケージのヌーヴォ・クチーナ・イタリアーナ(新イタリア料理)の頃でしょうか。
その前は喫茶店も経営していたとご本人から聞いた記憶もあります。
山崎さんは、稀に上原の蕎麦屋やフレンチの古賀さんで偶然にお会いしたりします。
堀口珈琲の古い卸先で、初めは気軽には話せませんでしたが最近はラフにお話ししています。
彼女の味覚は正確で、西麻布から広尾に移転した「アクアパッツア」の日高さん(先日伊勢丹の5階の企画で久しぶりに偶然会いました)、青山の「リストランテ濱崎」の濱崎さん(予約がとりにくく、最近訪問していません。ごめんなさい。)などを育てています。
二人の才能を開花させたのでしょう。

 

 

私は、20年以上前から10年以上、イタリアレストラン研究会を主宰していた時期があり、毎週イタリアンに通っていましたが、その当時から現在まで店が多く開店しすぎて、順番に通えなくなり消滅させました。イタリアレストランを食べ歩きましたので、日本のイタリアン発展の歴史を体に刻んでいます。昼、夜食共にイタリアンでよいイタリア料理好きです。

 

 

 

さて、「リストランテ山崎」ですが2008年にビルが建て替えられ、地下から2階に移転しました。
常に洗練された料理ですし、何よりもリストランテです。
このリステランテの感覚は、他の日本のイタリアンで多く食事してみると感じることができる微妙なニュアンスです。濱崎さんも開店以来このニュアンスを12年間守っています。

 

 

 

昔は価格を高く感じましたが、いまどきはもっと高いレストランが増え安く感じるくらいです。
しかし、ワインの品揃えなども高めで夜であれば一人2万でおさえるのは難しいかもしれません。
昼であれば、前菜、パスタで安く抑えることはできますので、まずはランチからトライしてください。

 

 

「リストランテ山崎」は、千代田線「乃木坂」上原よりの出口を右折徒歩2~3分。
ビルの1階はウエストで、かなり広いカフェが併設されています。
(ここのリーフパイは、東京土産としては屈指でしょう。東京のデパートであれば買えます。)
更に緩やかな坂を登ると、青山通り青山1丁目交差点のに出ます。
そこを左折するとフレンチの有名店「ナリサワ」があり、その裏手に「エイトコーヒー」があり、
やや裏手に前回書いたウナギの「大江戸」があります。

 

 

 

また「乃木坂」上原より出口を左折すると新国立美術館、さらにトンネルを抜け突き当たりの星条旗通りを左折して2分くらいで著名なソムリエでありながら気さくな佐藤陽一さんの「マクシヴァン」があります。坂を登るとミッドタウンに出て、右折すればすぐ六本木です。
交差点を左折し、俳優座の先を左に曲がるとフレンチの「レストラン・リューズ」があります。
飯塚シェフ5周年おめでとうございます。胃の調子がまだまだ悪く行けずにごめんなさい。

 

おっと忘れました、六本木交差点手前を横に入るとビストロというかス飲み屋風ビストロの「LB6」
があります。

 

 

尚、「リストランテ山崎」「リストランテ濱崎」「ナリサワ」「エイトコーヒー」「マクシヴァン」「リューズ」「LB6」は堀口珈琲が飲めます。