パパ日記

行列

以前にも書いた記憶があるのですが
日本人はいつから並ぶようになったのでしょうか?
私がこの仕事を始めた1990年は喫茶店に並ぶということはほぼ皆無でしたので、現在世田谷店でお待ちしていただけることをとても感謝しています。
これは体験してきた者にしかわからない感覚かもしれません。

 

 

 

1980年代のファミリーレストランの隆盛期、入り口に名前を書いて待ったり、ファーストフードで並んで注文したりと待つことが普通になりつつあり、1996年にはスタバが出店しそれに拍車をかけました。
他方、同時にTDRが1983年に開業し行列は決定的になりました。

 

 

 

そして、今は大行列の時代に突入しています。
2~3年たてば落ち着くことが多いのですがこの行列を生み出しているのはネット上の情報が拡散されているにほかなりません。

 

 

昨日の日曜に原宿の美容室に行きましたが、
この人の多さは異常で、これだけ多いと日本は景気が良いと勘違いしそうです。

 

 

エックスインシングスは、平日にはほとんどな選ぶことはなくなりつつありましすが、日曜はまだ階段まで並んでいました。
その他のパンケーキ店はもう並んでいません。
ギャレットポップコーンも平日は収まっていると思います。
私がでかい缶をお土産でもらうくらいですから買いやすいのでしょう。

 

 

今は、原宿餃子店が米国や欧州などの外国人のみ並んでいます。
外国人しか並んでいない奇異な光景でした、
おそらく最後尾が中に入れるには2時間はかかるでしょう。
今一つは、ルークスのロブスタサンドで、2~3坪の店でテークアウトのみで、
ここは日本人が延々と並びやはり買うまでには2時間はかかりそうです。
そして、グレートバーガーでここも並んでいます。
日曜の原宿は行列が名物でしょうか。

 

 

この3店は同じ区画にあり、新たなバーガー屋やカフェも多く出店しています。
その中に「よだか」というカフェがありますが、残念ですがここはあまりに閑散としています。
この状態が何故か?を考えることは、開業のよい勉強になるでしょう。
昔ながらの喫茶店は1店のみありますが、新規開業のほぼすべてはカフェです。

 

 
この地域の店舗を分析していくと、何らかの開業にヒントが見いだせるかもしれません。
しかし、このような場所では、ちょっとしたきっかけで混むということも考えられるのが今の時代です。