パパ日記

ゲイシャ

パナマのエスメラルダ農園のゲイシャは2004年にがbest ob panama(オークション)でデビューし、世界に衝撃を与え10年になろうとしています。

その後コスタリカやコロンビアでも植えられ少しづつ世界に広まりましたので、多くの
コーヒー関係者の知るところになりました。
2013のbest of panamaは、その後植えられた新規参入組みのゲイシャが多く出品されたようで、ゲイシャ部門が設けられるほどになっています。この品種とパナマのテロワールは合うのでしょう。
また、パナマでは、ナチュラルの精製も数年前からトライされ、徐々にノウハウが確立されつつあるようです。コンテストにはナチュラル部門もあり、その結果ナチュラルのゲイシャも多く作られつつあります。
ナチュラルの香味とゲイシャの香味がお互いに邪魔しないで、うまく調和したものが
いいゲイシャナチュラルの香味といえるのだと思います。
その意味では、中米におけるナチュラル精製ではパナマが抜きんでているかもしれません。
ゲイシャはブルマンよりはるかに生豆価格が高い豆で、かつ生産量も少なく、年間を通じ販売することは難しい豆ですが、堀口珈琲は11-12のカルレイダのゲイシャを購入し、長期販売しています。浅目のローストにすると特徴的な果実感が出ますね。
このゲイシャと現在販売中のマンデリンのミディアムと飲み比べてください。
ともにii豆であり興味深い比較だと思います。