パパ日記

ピエモンテ

日本にはピエモンテ州を愛する料理人は多く、赤ワインはバローロ、バブバレスコなどの赤ワインや地元の郷土料理にもこだわります。但し、バローロは価格が高くなりすぎ扱える店はリストランテ(カジュアルなトラットリアではない)に限定されます。パスタは乾麺でなく手打ち、トマトではなくチーズやクリームを使用します。

 

 

 

祖師谷大蔵のイタリアンでは、「エジリオサーラ」でたまに食べますが、今回は歴史を重ねた有名店である「フィオッキ」の2階にある「ズッペリア オステリア pitigllano」というズッパ(スープ)とオステリア(お酒を飲める食堂)をコンセプトにした店で昼食を。価格はランチで2.000から3.800円ですので、夜は今少し高くなります。

20171202_132610 20171202_133943

20171202_135634

 

 

 

1階のフィオッキは完全おまかせコースとなり、昼は、4.000から10.000円のコース、夜も8.000、10.000円などのコースしかありませんから、小田急線沿線としては最も価格帯の高いイタリアレストランといえます。

もちろん料理のレベルは世田谷でも屈指といえ、20年くらい前の開業時から都心部のレストランにひけをとらないものでした。

 

 

 

世田谷できちんとしたリストランテを経営することは恵比寿や中目黒で経営(食べ手が圧倒的に多い、接待も多い、価格設定が容易)するより何倍も難しいと思いますので、自分のやりたい店をマイナーな場所で確立できていることは素晴らしいと思います。
開業時にお付き合いがありましたが、現在は取り引はありません。

 

 

 

私は出身地の代々木上原が、27年前は住宅地であり、かつ高齢化などによる衰退が著しく世田谷区の千歳船橋で開業しました。(現在でも基本は住宅地で、高さ制限があります。ジャスラックが出来てから店舗も増えています)

 

 

 

もともと、私は、全国の方においしいコーヒーを届けたいと始めたので場所にこだわりはありませんでしたが、全国区を目指すには厳しい場所であることを痛感させられました。
ネット以前の紙媒体の時代に、千歳船橋は取材対象外の場所でしたので、コンセプトを実現するにはハードルが高く、さまざまな手段を考えましたが今回は省略します。

 

 

 

勿論、地域密着店としては繁盛はしていましたが、ネットが無い時代でもあり知名度の広がりは口コミ以外にはなく、認知されるようになるまでには10年の時間を要しています。
場所には有意差があるということを実感させられま した。

 

 

幸いなことに、時間経過と共に電話、ファックスでの注文も増えていきましたので、………

すみません時間がありませんので後日