お知らせ

今回は渋いラインナップですが、どれも素晴らしい香味を持つコーヒーです。本当ですよ。いや本当に。

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コトワは環境への配慮かつ高品質のコーヒーを生産することで世界中から注目されており、パナマを代表する素晴らしい農園です。「トラディショナル」は現当主リカルド・コイナー氏の祖父である、カナダ人のアレグザンダー・ダンカン・マッキンタイア氏がボケテの地に来て最初に設立したコトワの農園です。このエリアはボケテ地区の中でも降雨・風ともに穏やかですが、土壌に優れ良質のコーヒーを生み出しています。トラディショナル農園のコーヒーは明るい酸と複雑なコクを持ち、特にチョコレートのような風味と強いボディは他のコトワのコーヒーよりしっかりと感じることが出来ます。余韻も長く、ギュッと詰まった密度の高い香味が特徴です。トラディショナルは以前販売したダンカン・ドン-Kに比べお買い得な価格で販売しますが、素晴らしいコーヒーであることはもちろんで、大変コストパフォーマンスに優れたコーヒーです。今までコトワのコーヒーを未体験の方も是非この機会にお試しください。

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今年で3年目の扱いになるイエメン、イスマイリを入荷しました。首都サナアの西側にはイエメンのコーヒー産地でも有名なバニーマタリ地方、ハラーズ地方が広がっています。今回販売するイスマイリはハラーズ地方、その中でもさらに西に位置する生産地です。このエリアは広く栽培地域が存在し、イエメンでも有数のものとなっています。イスマイリ村の周辺で栽培されている豆はもともと小粒なイエメンの豆の中でも特に小さく、一見して一般的なイエメンのコーヒーとは違うことがわかります。まるでウイスキーのような芳醇な香味に、チョコレートのような甘みと滑らかな触感、コクが感じられるコーヒーです。
イエメン産コーヒーは流通経路をはじめとする諸事情により、他の産地に比べ非常に高い価格で取引されていることから手を出しづらい商品であると言えます。しかしイエメンは伝統的な製法、品種が保持されている特殊な産地で、突出して個性的な特徴を備えている、魅力溢れる産地であることも間違いありません。堀口珈琲では少しでも多くの方に本来のイエメンがもつ、独特の素晴らしい香味を体験していただきたくお買い求めやすい100gの設定で販売しています。日本でも流通が少ない貴重なイエメン産のコーヒーを是非ご賞味ください。 

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今年はコロンビアの香味探究の年という位置づけで中南部のコーヒーを販売してきましたが、今回はコロンビア中部、トリマ県プラナダスエリアの3農家のコーヒーを販売します。トリマはコロンビアの中部にあり、この地域は赤道に近いため四季がはっきり存在しません。狭い地域の中で、場所によって様々な気候が混在しています。プラナダスはトリマの県都イバゲから南南西約250kmに位置し、コーヒー栽培が最大の産業となっています。このエリアの農家はかつて農協に所属していましたが、現在はBanexport社というコロンビア南部を中心に活動しているエクスポーターと歩みを共にする生産者が増え、75もの農家が魅力的で高品質のコロンビアコーヒーを生産しています。このプラナダスのコーヒーは良質なマイルドさやコクを持ちつつ、華やかで明るくフルーティな酸が特徴です。コロンビアコーヒー特有の香味に新たな可能性を期待させる、魅力的なコーヒーとなっています。是非お試しください。
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